
こいつが旨いんだ♪
買物帰り、事を終えての飲みは格別。
この場所、三郷のくいもの屋旬と言う。
それはレイクタウンの買物奇行後の物語。
早速購入したてのジーンズを履き、帽子はハンチング、靴はウェスタンブーツのルケーシーでかためる。何気にウェスタンとアメカジ風な出で立ちだ。そんな男が求めた場所、旬。何も疲れ一杯を望んでいる訳ではない。求めるのは、覚えたての芋焼酎、それに合う旬味。頼りにしている大将に求める自身をぶつけてみるぞ!
挨拶とともに店内に入る。そこに不景気の波は無い。流石12月。予約に宴会、平日休日ブレはない。テーブル席は総て予約、カウンターも時間と共に埋まる。総てが同時進行の大将、流石に忙しそうだ。しかし、カウンターに立つ大将は光っている。板さんがひとり減った為、脇を固めるスタッフ、そこに立つ大将。手並みの見事さは相変わらず。
さて、注文するか!
ここにくいもの旬記が始まる。

◆お通しと瓶ビール
チェイサー&ファーストビールは瓶が定番、ここはキレのドライで喉を潤そう。おひたしと卵豆腐を楽しんで。

◆新鮮生もの、ステージは整った!
「今日は白子2割引です」 「乗った!」 単純な拙者、そこに青森産青ナマコは欠かせない。北海道と青森の東北風ここに来る! ビールと言う黄金の祝福酒を献上し、この幸を頂く喉に幸せ風が吹く。潮の香りあれど、それは肌寒いものではない、温かく、自身を包むものとなる。これぞ大将が用意した演出技量の妙。信頼と想いで舞台は盛り上がる…。

◆青森産青ナマコ
拙者、歯応えものが好きだ。このコリコリを超えた歯の通り感がたまらなく心地良いのだ。ポン酢と薬味、何よりも潮の香りと味が出る海そのもの。これらを堪能する楽しさを知ったのは確実な進歩。知り味わぃ、感じる。そこには感謝ですらある。

◆北海道産生白子
紛れもなくタラの白子は、正体はどうであれ美味品。この薄ピンクの彩り、この淡さ。色彩に酔う芸術品。これもポン酢と薬味でちゅるんといきましょう。歯なんか必要ない! 総て舌で噛み味を広げていく。こちらも食感、濃厚味。違った個性は総てが対照的。
―故に、セットで頼む事が多い。
さぁ、ここらでツマミのメインを探したい。ぶりカマ、マグロカマ、好物のカマは色々あれど、他の店でも食す事は多い。ここは大将に聞こう。人間、素直が一番。その応えが出る!
「カマでしたら、ブリ…マグロ…、今日は金目鯛がありますよ」
「それください!!!!!!!!!!」
当然、即答。この衝動的な一瞬を楽しむ自分。舞台の主人公たりえる自分。カウンター★ドランカーも随分レベルが上がってきたようだ。さぁ、能書きは要らない! じっくり待って食べよう。

◆赤いカブト、金目鯛!
見た瞬間、「きもっ!」 店員さんも笑って「きもぃ〜」 だが、しかし! グロテスクなモノ程旨いと誰かがいっていた。特にこの目のゼラチンとその下の肉。珍味や名物等ごたくはなくし、今、食す!
ちゅる〜ん…
あぁ、幸せ。流石にこの白玉はかたいのでパス。塩味沁みたこのエモノ、骨以外は皆食べられる。コラーゲン摂取に魚肉の種類の豊富さを堪能しよう。あらゆるものが詰まったフルコース。これぞ魚、これぞカブト! 狭い隙間に慣れた手つきで箸を通し肉を摘む。離れもスムーズに、その旨味をさらしていく。解体する気分で箸と言う鋭利なナイフを利き腕に綺麗に食べて行く。少々固めでも、味のある皮もいける。焼いても煮付けもいけるカブトは至高なのだ。故に食後の感謝も忘れない―。これが礼儀。
さって、さってさって次は焼酎かな〜♪
折角の進行をぶち壊し、自分の欲に忠実、焼酎欲!
相変わらず芋の風来坊と玉露、そして七夕くろ。
それに合わすのは、当然薩摩揚げ。

◆店オリジナル、ハモの薩摩揚げ
揚げたてふ〜んわり、割ってみれば白い身が躍り出る。生ものメインの拙者がこちらに行き着いたのも、やはり焼酎のお陰か。何事にも手を出して見るのがいいでござる。
その後も焼酎を飲み続ければ、スタッフ全員が動き続けている。見て面白いくらい忙しそうだ。カウンターから、早送りの映像を酔いながら見ると、早いのかスローモーションなのかわからなくなっていく。妙に細かぃ部分までの描写が瞼に受信される。不思議な感覚。
さて、今日も楽しんだ。入手品も味も雰囲気も会話も満足、総てが納得の点数をたたき出したと、「また来ます」と言って表にです。気分は「またな」なんだけど、それが言えない小心者、これにて幕を閉じるでござる!
おっと、忘れておったじゃ! 個別写真はmixiのコミュに配置するでござる! 興味のある御仁、いつでも参られよ! つ〜か遊びに来てくださ〜ぃ♪
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